【お勉強】GDPと中央銀行資産
こんなニュースが出てました。
日銀の資産 553兆円余 GDPの額を上回る | NHKニュース
大規模な金融緩和を続ける日銀の資産が553兆円余りと国の経済規模を示すGDP=国内総生産の額を上回りました。国債などを大量に買い入れているためで、金融政策を正常化させる際の市場への影響を懸念する声も出ています。
しっかり経済の勉強とかされてる方は分かるのかもしれませんが、お恥ずかしながらこれの何が問題なのかよく分からん…と思い調べてみました。
ざっくり言うと「国内で1年間に生み出された生産物(モノ)やサービスの金額の総和のこと」だそうです。
また、言い換えるとGDP=個人消費 + 民間投資 + 政府支出 + 純輸出(輸出-輸入)
だそうです。
日銀によると、今月10日時点の日銀の資産は553兆5922億円。これは米国、中国に次いで世界3位。
国民1人あたりにすると〜とかいろんな話をするとキリが無さそうなのでやめますが、私がよく分からんのは、日銀の資産がGDPを超えるのがどれくらい問題なのか?
GDPに対する中央銀行の資産の割合は、アメリカが20%、ヨーロッパが40%なのに対して、日本がほぼ100%と突出して高くなっています。
産経ニュースによると
https://www.sankei.com/smp/economy/news/180818/ecn1808180019-s1.html
大規模緩和が始まる直前(24年度末)の総資産は約164兆円で、5年余りで3・3倍に膨らんだ。大半を占めるのは国債の466兆973億円。株価を下支えするため購入している上場投資信託(ETF)は21兆741億円だった。
日銀は25年に“異次元緩和”を開始し、大量の国債購入などで世の中に出回るお金の量を2倍、3倍と増やしてきた。ただ、物価上昇率は目標の2%に遠く及ばず、先月の金融政策決定会合で32年度の予想値を1・6%に下方修正するなど持久戦を余儀なくされた。
日銀資産の80%以上が国債なんですね。
ん、資産が国債ってどういうこと?と思ったんですが、
金融機関が国から国債を買う
⬇︎
日銀が金融機関から国債を買う(しかも金融機関の入札金額より高い金額で)
日銀が国債買い取る時のお金はどこから出てくるの?と思ったところ、それは「お金を刷ってる」んだそうです。
なんかよく分からないけど、なんだか実態のない数字な気がしてきた…
で、なんなかんや調べて、ふと思ったことは
「日銀の総資産と、GDPって関係あるの?」
銀行の資産が膨れ上がる(しかも国債で)ってのがなんか良くなさそうなのは雰囲気で察してるんですが、GDPに対しての割合がどういう意味なのか?比較する意味ある?っていう疑問は解決されておりません。
まあまた調べるとして、今日は眠いのでここまで。おさしみなさーい